朝顔

朝通る、駅へ向かう道の途中に、朝顔が咲いている。高めの生垣につたがはわせてあって、高く、なかなか豊かに咲いている。

夏休みの観察学習用の鉢植という先入観がある私の目から見ると、生垣を利用してダイナミックにするというその構想の雄大さに感心してしまった。

確かに、本来こういう風に咲くものなのかもしれない。幹を持たないつる性の植物が、太陽を目指して登っていく姿なのだろう。

横を見ると、「こんなになるとは思わなかった」という様子も見受けられるのだけれど、まぁ感心した手前、棚の上に乗せておく。