クールジャパン

https://twitter.com/koshoashita/status/514947688241319936/photo/1

(写真ついて)

任天堂のカルタ、トランプの製造工程写真5枚。任天堂ファミリーコンピューター等の開発で知られる、ゲームビジネスのパイオニア。「遊びのデジタル化」を推し進めた張本人と言えるだろう。現在でもゲーム会社として世界最大手であり、世界で最も著名な日本企業の一つ。

撮影時期は未確定。トランプ製造工場の建設は1952年で、製造は今でも続いている。


 

近いうちに、またデパートで即売会に参加させてもらうのだが、昨日はその会議があった。私はいつどこにいても隅っこなので、そういう時はいつもぼんやりと話を聞いている。

大体の会議は、黙っていると話が終わるのだが昨日はそうでなくて驚いた。


なんで驚いたのかと言えば、宿題が出たのだ。そんなことは今まで無かったので、とまどう。その上、それだけでなくその宿題がなかなかの難問だった。

「コンテンツとしてのジャパンカルチャーの発信。左を表現した商品を、ホームページ上の素材として一つ提出しなさい」

 

「クールジャパン」を「コールドジャップ」と読み変える記事を、げらげら笑いながら読んでいた私としては、まさしく青天の霹靂と言えよう。バチは当たる。すぐに当たる。そして、大真面目に題目を唱え続ければ、ちゃんと届くことにも感心する。


「クールジャパン」と言えば、「キティちゃん」と「キャリーパミュパミュ」しか思い浮かばず、かなり追い込まれた気持ちになっていた。「そうか、クールジャパンはカタカナのキなんだ。ということは、キャンディキャンディとキャプテン翼だ」というところまでは行ったのだが、あいにく私はその二つに親しんでいない。ならば相撲かと方向転換したのだが、私は今横綱が三人いることを昨日知ったありさまだ。あと、今の横綱はみんなモンゴルの人だ。これは果たしてクールジャパンか。

モンゴルイズクール。モンゴウイカクール。お、大王イカはどうだ。確かに大王イカはものすごいクールだ。かなりイカす…… もうやだ、自宅にいるけど帰りたい。

そう思った時に、一つ思い出した。窮すれば通ず。そういえば、昔へんてこな写真を買ったのだった。


それが、上の写真である。任天堂は間違いなく最強のジャパンカルチャーの一角なので、(題材はともかく)これならばさほどお題と違和感あるまい。古本屋の即売会で発作的に買って、もちろん売りようがなく紙袋のままほったらかしていたものだ。

私の事務所スペースには、いたるところにこういうものがほったらかしなっていて、たまにこうやって役に立つことがある。誰に向かってかは分からないのだが、「どうだ」と言ってやりたい。

そして、この写真はまず売れないだろうという確信がある。5000円。