明後日の人たち

明後日の方向にしか頑張れない人たち、というのが確かにいるような気がする。

試験のために勉強しなければならないのに、つい漫画を読んでしまう。

締め切りに追われているのに、ちょっとのつもりが、沢山寝てしまう。

こういう現実逃避もさることながら。

 

今、必要なのはそれではないのに、なんでそんなことを一生懸命やっているんだろう。そのやり方では、絶対に時間内に終わらないのに、どうしてそういう風にしてしまうんだろう。そういう人たちの姿を見て、そういう人たちの気持ちになりたいと思ったこともあるのだけれど。

 

いろいろやってみてうまくいかず、私は結局そういう人たちのことを「明後日の人たち」と名づけて、そっと箱にしまった。そこには自分の一部もしまったので、なんだかある部分で「その問題」は片付いてしまった。私の本屋の名前の由来は、そこから来ている、わけではない。