朝目が覚めると、すごい二日酔いで、思わず起きるのをやめたくなるくらいだった。
お祭りの当日が終わって、準備日も含めての疲労困憊の上、解放感から騒いで泥酔して、時計が0時を回った辺りから記憶がとぎれとぎれで追えない、というありさまだ。
若い子に介抱されるようにして、何十年かぶりにカプセルホテルで寝て、目が覚めた。今のカプセルホテルは浴場が付いているので、そこでなんとか前日の垢だけを流して、また同じ服を着て出かける。今日から片づけである。
21世紀に入ってから、一番体調が悪い一日だった気がした。
まぁ、思い返してみると、私の事だから、去年も同じことを言っていたような気はする。
今頃になって、ようやく少し具合が良くなってきたので、こういうことも書ける気分になってきた。数時間前だったら、悪口雑言以外は思いつかなかったろう。
しかし、これでようやく終わったという感じだ。
明日、お祭りの後片付けに行って、明後日はデパートの荷物を引き上げて、その後はその荷物を片づけて、マンションの内覧に行って、目録を書いてと、まぁ何も終わってないのだが、ただ「終わった感じ」だけを連れて、また明日。
