愚痴のようにも読める

夕飯を誰かと食べたい。
と思ったのだが、誘える相手が少ない上に、それはそれで面倒くさいなと思いながらこれを書いている。電話して、断られれば悲しいし、気を使ってもらうのもこちらの気が引ける。それに、食べたいものも決まっていないし。

これは、なんとなく人恋しいということなのだろうか、とふと気がついた。
私は一人でする食事は「餌(エサ)」だと思っているのだけれど、まぁそれはそれで苦にしていないつもりではあった。ただ、「誰かに声をかけてみるか」と思っている以上は、目の前に置いて鳴らしておきたいということだろう。

ガス欠寸前の21時前で、目の前にいる人間を愉快にさせる自信はないし、なんとなく、気の向くままに振舞わない方が正解に違いない。
無いものねだりをしない、というのは私の数少ない美点なのだが、それが「めんどくさがり」と、私自身見分けがついていないという事実は、確かにある。