研修旅行報告

久しぶりに、一泊二日で旅行に出かけた。支部旅行という、組合がらみの研修旅行で、みんなで出かけて、親交を深めたり、お腹が一杯になったりというアレである。
目的地は神奈川県三浦市三崎で、三崎といえばマグロ、マグロといえば三崎とは別に限らない、という場所である。

私は「旅行の楽しみは食事」と、ほとんど決め込んでいるのだが、この三崎という町はそういう点ではなかなか良かった。観光資源はさほどなく、売りがマグロと絞られているので、一気のマグロ押しである。マグロアイス、マグロラーメン、マグロコロッケ、とろまん(マグロ入肉まんの亜種)……

さぁ来い! とばかりに色物に挑戦したのだが、どれもそれなりに調整されていておいしいのが残念だった。特にマグロアイスに関しては以前食べた人間がいて、「以前は人間の食べるものではなかったのに……」とがっかりした声があがったことを書いておく。復刻版の販売を期待したい。

夜は旅館でマグロ尽くし。もうすっかりお腹が一杯で、目の前に鎮座しているマグロの兜焼き(人の顔より大きい)を見て、「俺と同じ目をしている……」という感じだった。鮪の様々な部位が、色んな調理法で出てくるのだが、お腹が一杯すぎて食べてうんちくを言おうという気分にもならない。

昼のシラス・鮪丼の後に、見れば手が出る買い食い三昧に、とどめに三人でマグロラーメン二種二杯を食べたのが完全に敗因なのだが、「勝ちに不思議の勝ち有、負けに不思議の負けなし」とすると必然の敗北である。ただ、何度生まれ変わっても、自分はあそこでラーメンを食べると思う。

旅館の部屋に、マグロの兜を模したおまんじゅうがあって、これが素晴らしい見栄え。中にはちゃんとマグロが入っていて、不味いとのこと。餡子とマグロが合わないそうです。知ってた。
番外編だと、横須賀カレーラムネがマジで不味かったです。ご報告まで。