中央市会だより(4月20日版)

中央市会だより(4月20日版)
あいにくの雨ですが。
四月ももう半ば過ぎて、新入生・新入社員といった「新しさ」みたいなものも、徐々に落ち着いてきた感じでしょうか。お店をやっている本屋さんのところには、生活動線が変わった新しいお客さんが、顔を出し始めるかもしれません。そう考えると楽しい気分になってきます、まったくの他人事ですが。
即売会の打ち上げでは、いつも新しく店を開いた本屋さんの話になります。もちろん良く知らない人の話なのですが、その度に閉めっぱなしだった窓が、少し開いたような気持ちになります。お客さんの方も、そのフレッシュな本屋の姿を見て「がんばれよ」と思っているのではないでしょうか。新しい、素晴らしい。
「まぁ、うちは棚もお客も変わり映えしないけどね」
いえいえ、そんなことはおっしゃらずに。本日も中央市会、開催しております。もちろん、変わり映えのしないメンツです。

目録品は、中平卓馬の「新たなる凝視」が一番手。
琉球切手のファイルとか、永井一正のエンボス版画辺りがちょっと変わり種か。
目玉商品は、漫画の原稿・絵コンテ・ラフスケッチ等。全部合わせると、100万円を越える盛況ぶりでした。こんだけ高いと、本物なんでしょうね。