「写真家としてのル・コルビュジエ」展

昨日、會津八一の「学規」について書いてふと思い出した。
「一、ふかくこの生を愛すべし」から始まるんだが、まぁそのことは関係がない。タイムライン上で、「写真家としてのル・コルビュジエ」展というのがtweetされていて、へぇたまにはtwitterも役に立つもんだと思って足を伸ばした。

その会場が、早稲田大学の中にある「早稲田大学會津八一記念博物館」というところだったわけだ。
「写真家としてのル・コルビュジエ」の展示は、壁一面に写真がずらりと並べられ、そこに「撮影場所と年代」が添えてあるというようなもの。350枚が、小さな会場にすっぽり収まっている。

写真自体はスナップ写真が多く、正直「退屈である」と言える。ただフォローするつもりではなく、「その辺も含めて」なかなか楽しい展示だった。例えば、退屈な写真の中で「構造物」の写真が見つかると、ふと色っぽく見えたりする。さすがコルビジェと言うべきか、それとも私の眼の病気なのか。

どういう写真があったのか知りたければ、
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/50527/
(アートアニュアルオンライン 「写真家としてのル・コルビュジエ早稲田大学で開催350枚の写真を一挙公開)
この辺を見てもらって。

全部見終えるるのに、おそらく10分くらい。二周しても15分くらいの展示。
まぁ、無料だし良いものを見たと思って満足したのだが、この記念博物館には無料で見られる会場が1階にもう二つ、二階にもあるという。1階の一つは、大隈重信のものだからどうでもいいのだが(失礼!)、残りがすごかった。(続く)