おじさんに誘われて(ベイスターズ)

私の仲良くしてもらっている同業者に、「ベイスターズおじさん」がいて、一年に四試合くらい券を取ってもらって観戦に行く。今日もそれで、広島東洋カープとの試合を観に、横浜スタジアムまで足を伸ばした。あいにくの天気模様だったが、少々の雨くらいだったら試合は行われる。

今日は、試合開始から先発のモスコーソがアウト一つ取れず2点を献上して、なおもランナー2塁。一体何十分カープの攻撃を見ることになることやら、と思っていたら結果2点で済んだ。私が見に行く試合は、いつも先発がよたよたしている印象だ(両チームとも)。

攻守を入れ替えて、3回の裏。今度はベイスターズが打者6人が6連打という、滅多にお目にかかれないようなシーンを目の前で展開してくれて5点。これは、良いものを見た気になれて素敵だった。
振り返って見れば、勝負はここで終わっていた。広島、相変わらず長打力無さすぎ。

しかし長い試合だった。時計を見た時に、6回くらいで「まだ8時かよ。意外に早いな」と思ったのだが、そういえば今日は17時プレイボールだから、いつもより一時間早いのだ。全部で4時間くらいかかっている。高校野球なら3ゲームくらい出来ないかこれ。

私は一応誘っていただいている立場もあって、ベイスターズを応援しているのだが、見るたびによたよた、ハラハラさせる試合で、このチームを応援したくなってしまったり、好きになってしまったりする気持ちは分かる。私もいつも好きになってしまいそうになる。

ただ、観戦中は私はどちらかと言うと「ピッチャーの味方」で、ピンチになればどちらのチームでも「頑張って抑えてくれ」と思うことが多い。なぜだろう、打たれた時にピッチャーの方が失うものが多そうだからだろうか。

まぁ、一応今日はひいきチームが勝ったので、気分はスッキリと帰宅できた。それにホームチームが勝った時の方が、球場で行われるファンサービスも多くなるので、全体的な幸福感が高くなる。
そして、横浜スタジアムは良い球場だ。ビールの値段さえどうにかしてくれると、もっと良いのだけれど。