中央市会だより(9月14日版)

・9月14日版
古本屋さんは、入り口なんでしょうか、出口なんでしょうか。
「本を買いに来るお客さん」にとっては、入り口になるんでしょうか。どん
な本が欲しくって、どんな本が読みたくって、本棚の棚を見にやってくる。
あら、こんな本がある。こんなのもある。入り口から入って、中に入ればよ
り広がって、ついでにお店も潤って。なんて素敵な。
「本を売りにくるお客さん」にとっては、出口となるんでしょうか。この本
を引き取って欲しいんですけれど。お客様の顔をじっと見て考えます。この
人はお金が欲しいんだろうか、それとも他の考えがあるんだろうか。買取は
、お金のやりとりだけでなく、「納得のやりとり」が肝心です。
入口と出口の間に立って、いや座って、通りかかるお客さんの案内をしたり
しなかったりしながら、古本屋の時間は過ぎていきます。そこでは、良くも
悪くもお客さん次第なわけですが、市場は話が別です。この時古本屋は別の
顔になって、本やら手紙やら紙やらを、睨んで漁って買ったり売ったり、勝
ったり負けたり。本日も中央市会は、古本屋さんのために開催です。

さぼっていたら、三回分もたまってしまいました。一つづつ上げて行きます。洗濯は、すごいまとまってからやるタイプですね。