本を売る

一年が始まって大分経つような気がするのだが、新年会だのなんだのと言って、なにかと騒がしい。明日から、今年初めての即売会もあって、普段は全くない肩こりが肩にいる。手で払っても飛んで行かない。ここに住むつもりなのだろうか。勘弁して欲しいところだが。

即売会に関しては、以前から準備は大体終わっていた。私は目録に関しては泥縄専門だが、場に持っていく荷物に関しては準備が滞りない。いつも多すぎるくらい荷物を作ってしまうのだが、問題はそれが大して売れないこと、ということになる。これは病気みたいなもので、原因も分かっているのだが、治らない。

明日並べて、明後日から売るのだが、まぁ大して売れないことはもう大体想像がついて、その想像は外れることがない。これが「経験」ということで、そういう意味では、「歴戦の人」となったわけだ。
まぁ、手を抜いているわけではないから仕方がなく、それ故に「歴戦の」売れない古本屋。新年もくそもない。