私はたべもの

4月11日から14日までの四日間、朝昼晩三食きちんと食べて、一日12時間以上寝るという生活を続けていた。
自分なりに、「健康とはなんぞや」と考えた結果だ。
私は、人間食べ物でできていると考えている。口から入れて、下から出た以外のものが自分になっているわけだから、着ている服以外は私はもうほとんど食べ物だと言っていいだろう。お分かりいただけるだろうか。それとも、もう右上のバッテンをクリックしようとしているだろうか。
その四日の間は、一食が炭水化物だけになるのをなるべく避け、ようするにラーメンとかやめて、なるべくタンパク質と野菜が多くなるように心がけた。そして、ほとんど寝てゲームしてyoutube見る以外の行動はしなかった。当然お酒も飲まない。ぎゅうぎゅうに栄養を詰め込んで、寝ていることで抜くことができるだけの疲労を抜いた。最後にはあまりに寝すぎて腰が痛くなってきたが、最後まで横になりぬいた。
その過酷なんだか、全く過酷ではないのか分からない四日間を終えて、15日からは一日二時間、朝と晩歩くことをスケジュールに入れた。ぎゅうぎゅうに詰め込んだ栄養を、今度は健康に変えようという作戦である。19日からは、これに筋トレを加えようかと思っている。

ここ二十年の間、一週間以上の休みなど天地が逆さまになっても取れなかったのだが、ウィルスが流行ったらまとめて一か月払い戻されてきた。休みはあっても、遊びには行けないし、収入もないし、話し相手もいない。ただ時間だけはあるので、ご飯を食べて歩いている。