緊急事態延長宣言

どうも、緊急事態宣言が延長される雰囲気になってきたので、アルバイトの中西さんに「そういえば5月7日からどうしましょうか」とたずねたところ、「倉庫にいってネットの入力するのはどうでしょうか」と帰ってきたので、「それはワクワクしないですね」と返事をした。折角の長期休業だというのに、いまいち楽しそうな再開が思い浮かばず、少し悲しい。それに、「緊急事態」って緊急なのに延長するものなのか? するのか。
そこで、まず休業を6月5日まで延長する張り紙を作ることに決めた。そこで再び中西さんに「大見得を切るか、か細くやるか、真ん中くらいか、どれにしましょう」とたずねたところ、しばらくして「せっかくだから大見得を切りましょう!」という力強い返事が。そうか、と思ったので大仰に出ることにする。真ん中で、と言われないでよかった。真ん中だと、結局上と下も作らないといけないからね。めんどくさいよね。

「5月6日(水)は、先日出ました緊急事態宣言の最終日となります。ただ、世間ではいまだ病の風収まらず、泣く子とウィルスには逆らうことはできません。
当店、古書明日はもとよりの不要不急。よって、政府に先駆けまして、6月5日(金)までの休業延長を宣言いたします。心身ともにいたって健康ではございますが、この期に及んではなお一層の健康増進に励んで参ります。お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご容赦いただければと思います。
そして、激変する昨今の世界情勢。もし6月5日より前に当店が開店していることがございましたならば、一笑の上ご入店いただきますようよろしくお願いいたします。  店主拝」

おふざけがすぎるような気もするのだが、店主拝の下にお相撲さんのフリー素材を置きたい。置きたい。