モラトリアム日常

ゴールデンウィークが始まったそうなのだが、私の生活は特に変わることもなく、家の片付けを少しづつしながら、Youtubeを見たり、ゲームをしたりしながら、ストレッチと散歩と食事で出来ている。
古本屋の仕事の方といえば、中西さんから「休業延期の貼り紙をしてきましたー」と報告があり、誰か見て笑ってくんねーかな、と思った。今私が死んだとすると、最後の仕事は店舗休業延期の文面づくりということになる。まだちょっと死ねないなと思う。
一方、組合と市場の方には少し動きがあって、政府の緊急事態延長をもって、休館の延長が決まりそうだ。ようするに、市場はやらないということなのだが、そのことで何か私に影響があるのかというと、特にはない。ただ、昨日今日と大分暑いので、そろそろ夏が始まるんだなぁと思う。
今年の夏は「コロナの夏」として記憶されるのだろうけど、それはその名前だけ覚えていて、大して思い出もない夏という位置づけになるんだろうか。私はそのことをあまり気の毒がることはないと思っている。理由はもちろん、これからずっとそうかもしれないから、だ。ただ散歩するたびに、この状況で何かもう一個でかい災害があると散々だなとは思う。