しおり

「栞(しおり)の問題」というと話は大きくなってしまうのだが、大した話ではない。
久しぶりに本を読んでいるのだが、私は本にさす「しおり」の位置を、「これから読む頁の一番初め」に置きたがるようだ。

「ここまで読んだ」という意味では、どこに刺しても良いのだろうが、頁をめくった続きの段落まできっちり読んでからしおりを刺すよう、調整して電車の乗り降りをしている。(ことに気がついた)
性格なんだろうと思う。

これだけではなんなので、「しおり」の語源が、『木の枝を折ることで山道などを歩く際に目印としたことから。転じて、本をどこまで読んだかという目印や初心者のための手引書などを「しおり」というようになった。』であることを、wikipediaから引いて終わりとする。

 

なるほど、目印として本の隅を折る行為というのは、ゆえんの無いことではなかったのか。