It's my fucking business.

そういや、「儲からない。潰れる。なんなら業界ごと無くなる」としか書いてないなということに、ふと気が付いた。
そう言われてもキョトンだろうが、古本屋の話である。私は、一応古本屋をやっていて、バイトはしていない。専業古本屋である。

私は自分の仕事について話す時には、委曲を尽くして自分と、その周りの環境について知らせようと考えている。もちろん、私自身のいたらなさのおかげで、それが不十分であろうことは重々承知しているつもりだが、その辺はご寛恕を乞うのみだ。なんせアホなのだ。とにかく間違いも多い。すまん。

ただ、そんなことばかり書いているのに、なぜあなたはそんな仕事を続けているのだろうか、という部分だ。先日、引越しがらみで久しぶりに両親と会ったのだが、そっと「資格の取得」を勧められた。子供の頃からの付き合いを鑑みると、あれはおそらく本気だったろうと思う。恐ろしい。

正直、別にやめたっていいのだ、代わりにやることさえあるならば。本という文化を守るためだ。私はこの業界に残る最後の一人になりたいのだ。ふむ。
言い方は色々あるが、まぁこういったことは言いわけの類なのだろう。理由は、「It's my business.」とより言うほかない。