後の祭り

昨日の夜は、昔住んでいたところのお祭りで、仕事の帰りついでに足を運んだ。

今住んでいるところのお祭りには近寄りもしないのに、わざわざ足を運んだのはもちろん古い友人に会うためで、そうでもない限りは私の無精は何もかもを遠ざけるように働く。

会えば、なつかしいというほど昔ではないのだけれど、それでもどこか「遠くまで来たな」という気持ちになる。「型どおり」の話なのだけれど、とても楽しい。結局のところ、「何を話すか」などというのは二の次で、「誰と話すか」というのが一番大事なことなのだろう。

朝起きると、自分の体からお好み焼きの匂いがする。こういう感じは久しぶりだなと思った。シャワーを浴びたが、ずっとそわそわして落ち着かない。後の祭りとは、よくいったものだ。