新しい町に行く2

引越し先の写真を撮らなきゃ、と思い忘れている。電話屋さんが配線している際に、いくらでも時間があったのだが、棚をどういれるかと図面を睨み付けることと、電話屋さんの手際の良さに感心することで時間を過ごしてしまったのだ。

まだ何もないところを前に、あれこれ考える。私は、環境が変わったからといって、「明日から一生懸命やる」ということができる人間ではないのだけれど、その移った場所で日々を過ごし、その町の風景の一つになれたらいいなと思い、これからの二年を過ごそうと思っている。