5月6日まで、休業となります。

https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/attention/2020/0415_13288.html
(東京都産業労働局「感染拡大防止協力金」について)

「感染拡大防止協力金」
・趣旨
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、都の要請や協力依頼に応じて、施設の使用停止に全面的に協力いただける中小の事業者に対し、協力金を支給いたします。

・支給額
50万円(2店舗以上有する事業者は100万円)

・対象要件
「東京都における緊急事態措置等」により、休止や営業時間短縮の要請等を受けた施設を運営する中小企業及び個人事業主が対象となります。


・緊急事態措置期間中(令和2年4月11日から5月6日まで)に休業等の要請等に全面的にご協力いただいた中小企業及び個人事業主が対象となります。

・全面的な協力とは、緊急事態措置の全期間、要請等に応じて休業等を行っていただくことが基本ですが、少なくとも令和2年4月16日から5月6日までの期間において休業(飲食店等の食事提供施設の場合は営業時間の短縮)にご協力をいただくことをいいます。

 

以上は、東京都産業労働局のホームページから、自分の店について重要と思われるところの抜粋だ。
まとめると、「4月16日から5月6日までの21日間全部を休業した場合に、50万円支給される」ということになる。
50万円というのは、うちの場合はだいたい2ヶ月間の固定費ということになる。

4月20日から24日を休みとして25日から営業するというお知らせを貼りだしていたのだが、少しだけ考えてから5月6日まで休業に変更した。ようするに50万円もらうためで、それ以上でもそれ以下でもない。
それまでは、まぁ細々と平日くらいはやって、お客さんの顔を見て、18時頃閉めようかななどと考えていた。実際、開けているといつもニコニコと寄ってくださる方々は、やっぱり来店してくれて、なんならいつも以上にお求めになっていただける風もある。テレビも見たくない、インターネットも好きではない、となれば読書をするより他ないわけで、こういう時こそ本に対する意識が高まる、という部分もあるのだろう。外から来るお客さんがいない分、売り上げが下がるのは仕方がないけれど、まぁ開ける意義もあるのではないか、という筋である。
ただ一方で、開けていればどうしてもお客さんは「来てしまう」というのも確かだ。こういう状況で、いつもの店が無事開いているかどうかを確認して、開いていればうれしいからつい寄ってみる。それはまぁ人情というものを知る者なら当然の動きであって、それに良いも悪いもない。ただ、人と人が近づけば万が一ということは常にそばにあって、それはつまり「客を盾にコロナから逃げるな」、ということでもある。

以上のようなことを考えていたのだが、今日東京都産業労働局のホームページを確認したら、全部休めと書いてあったので、「分かった全部休むわ」と応えることにしたというわけだ。
もう完全に長いものにまかれたので、のんびりと健康的に過ごすことにした。二ヶ月しのげるなら、なんとかなるだろうし、なんとかならないかもしれない。なんとかならなかった場合も、健康は大いに役立つことになるはずだ。